源泉名:百目鬼温泉
泉質:ナトリウム-塩化物温泉
pH7.6
成分総計11.380g/kg
温泉特徴:深緑色(透明度約30cm)
加温なし・加水なし
100%源泉掛け流し
露天風呂あり
リンスはシャンプーINタイプ
シャワーは節水型・圧力普通
施設印象:田園地帯の日帰り温泉
食事提供あり(??)
■温泉クチコミ情報
山形には蔵王温泉など良く行きましたが、この温泉があるのに気が付かなかったと思ったら、2006年12月17日にオープンしたとの事。
百目鬼は「どめき」と読む。
農業用水の確保の為、井戸を350m(450mとも?)掘ったところ、温泉が出てしまったらしく、地元の農家で資金を出し合い、会社(株式会社本沢)を作って日帰り温泉施設ができた。
しかも、300円と非常に安く、露天風呂からは蔵王連峰の眺めも良く、夜には星空も綺麗だろう。
※土日祝は350円になったとコメントも賜っております。
■温泉ソムリエより一言
地下350mから動力汲み上げしている温泉は、泉温56.9度と加温する必要が無い。
毎分500リットルと豊富な湯量が惜しみなく内湯と露天に投入されていて、両方とも100%源泉掛け流しとなっている。
お湯は深い緑を白っぽくしたような独特な色で、茶色の湯の花も豊富にみられた。鉄錆の臭いと、舐めると塩味もしっかりある。
海から離れた山形で、しかも比較的浅い地層から、こんな化石海水系の温泉が出るのには驚きである。
施設がお勧めしているのは「3分間入浴」となる。恐らく、湯あたり防止の為だと推測するが、肌が弱い方や高齢者にはその方が確かに良いだろう。
恐らく、温泉成分と言うよりは、この湯ノ花が身体を芯から暖める効果が非常に高いと思われるので、湯あたりに注意が必要なのかも知れない。
ただし、成分が濃いと言うのはその通りであるが、成分総計は約11g/kgなので、濃い中では普通と言える。
そのため、健康な方であれば入浴する前に水分をしっかり取って入れば、特別問題はないだろうが、暑い夏場はより注意が必要と言える。
念の為、私はお風呂から上がる際に、身体にかけ湯をして、温泉成分を流してから出たが、非常に泉質が良く、大変お勧めできる日帰り温泉で、東京からここまで来た甲斐があったものである。
なお、山形の強塩泉は、舟唄温泉のように突然枯渇することもあるため、今のうちに入浴しておきましょう。
■施設
玄関を入ると両脇が下駄箱になっている。
ロビーに入って左手に券売機があるので購入して、受付に提出。
大広間を利用する場合には、100円が加算された券を購入。
脱衣所は「カゴ式」なので、貴重品は券売機脇の貴重品ボックス(100円戻る式)に入れよう。
食事処は隣にそば店が併設されているが、小生が訪れた平日は閉まっていた。
また、駐車場の脇には、地元のお米や農産物を販売するちょっとした小屋がある。
■訪問時料金
大人料金(中学生より)350円
子供料金(小学生)150円
第1月曜日定休
営業時間朝6時~22時
■子供ポイント
水分をしっかり取ってから入浴しよう。
■アクセス
山形市中心部からも車で10分~15分くらいと便利。
JR奥羽本線(山形新幹線)の蔵王駅から、タクシーで約5分。
付近の観光スポット→長谷堂城跡
二日に一度は利用しています。
翌日は露天込みで二つ、週ごとに男女は変わるようです。
現在は土日祝日が大人350円、平日は300円です。
匿名さま、貴重な情報ありがとうございます。
本当に良い泉質ですよね?