露天風呂から前を流れる川にも裸のまま入れる大自然の中の混浴温泉。
源泉名:養老牛温泉
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉
pH7.1
成分総計不明
温泉特徴:無色透明
加温なし・加水なし
循環なし・すべて100%掛け流し
露天風呂あり
混浴露天風呂あり
シャワー類なし(洗い場なし)
ベビーバスなし
トイレなし
温泉クチコミ情報
北海道標津郡中標津町にある、養老牛温泉(ようろううしおんせん)を発見したのは西暦1700年頃とされ、アイヌの人々が温泉利用していたと言います。
標津川の上流、バウシべツ川沿いにある山中に湧くのが「からまつの湯」となり、混浴露天風呂となっています。
温泉のすぐ脇まで、クルマで侵入できますので、訪問しやすい野湯です。
脱衣所は簡易な手作り感がありますが、念のため男女別に分かれています。
下記の右が男性用、左が女性用です。
下記は男性用の更衣室の内部ですが、2名も入ると一杯です。
扉はありませんので、露天風呂の浴槽付近からは一部は見えてしまいます。
女性用の脱衣所は、あとから建てたのか、少し新しいです。
扉は、上半身を隠す程度の板の仕様となっていました。
水着での入浴は禁止ですが、バスタオル巻きでの入浴は、男女共に許可されています。
脱衣所のすぐ前には、からまつの湯の源泉があり、源泉温度は77.9℃です。
湯船が熱くて入れない場合には、ここで冷水を調整して投入してください。
すぐ脇は、バウシべツ川の渓流となっています。
川の中に入って、冷水浴もできてしまいます。
湯船は、まず混浴露天風呂がありますが、クルマで来るときの橋からも見えてしまいます。
深さは結構ありまして、首までたっぷりと浸かることができました。
もちろん、100%源泉かけ流しですが、お湯の温度はかなり熱めでした。
なお、源泉の奥のほう、女性用更衣室の隣に、別の湯船もありました。
説明を読みますと優先順位が記載されていて、最優先が「家族」、次が「カップル」、その次が「女性」、最後に「独身男性?」とありました。
どうやら、私は「除外」のようですので入浴は遠慮致しましたが、誰もいらっしゃらなかったので、写真だけ1枚、失礼してみました。
このように、野生動物も出て来るであろう、大自然の中にある本物の野天湯と言えます。
先客がおられましたら、挨拶くらいはしたいですね。
無料ですので、マナーを守ってありがたく入浴致しましょう。
アクセス
電車の場合、かなり不便で、実質無理かと存じますが、念のためご案内いたしますと、JR釧網本線の標茶駅から阿寒バスに乗車して約60分、計根別バス停にて、養老牛行きの中標津町営バスに乗り継いで約15分となります。
養老牛のバス停から更に1.7kmほど歩きますので、徒歩約30分くらいといったところでしょうか?
女満別空港からはレンタカーで約1時間30分です。
道道505号線から、砂利道のわき道に入って、川に架かる小さな橋を渡ると左手に10台ほどの駐車スペースがあります。
道路沿いに看板などはないので、カーナビ設定しておかないと、恐らく通り過ぎます。
場所は当方のオリジナル北海道地図にて、正確な場所をわかるようにしています。
カーナビ代わりにもなりますので、ご活用願います。
近くには、養老牛温泉の旅館「だいいち」などもあります。
下記でしたら、往復の航空機と旅館や、レンタカーなどのセット料金にて割引での旅行予約も可能です。
時間が許せば、摩周湖観光もお楽しみ頂ければと存じます。
→養老牛温泉「湯宿だいいち」~渓流のすぐ近くに露天風呂
→摩周湖ブルーが楽しめる展望台3つと失敗しない霧の摩周湖
→開陽台~眼下に広がる草原の地平線が見れる展望台
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