一言特徴:都会のオアシスは黒湯
泉質:ナトリウム-塩化物温泉
pH7.83
成分総計9.01g/kg
温泉特徴:黒色
加温・循環式
露天風呂あり
リンスはシャンプー別タイプ
有料個室あり
食事価格:高い
■温泉
竹・炭・波動石を活用した内風呂、緑に囲まれた露天風呂。その他には泡風呂、香り風呂(ハーブ風呂)、水風呂、2種類のサウナなど全部で14種類、20ヵ所の豊富な浴槽などは風水を取り入れた配置となっており、趣も調布とは思えない雰囲気だ。ぬるめのお湯も多いので熱いのが苦手な人にも良いだろう。
中でも「五色湖」と名が付けられている露天風呂は2~3cmの丸石が底に敷かれており、足の裏をゴロゴロと刺激するのが気持ち良い。
ほとんどの湯船でオーバーフローしているので、循環式と言えども捨て湯が多い部類で好感が持てる。
洗い場は少なめだが、炭シャンプー・炭リンス・炭ボディーソープが置いてあり、洗面所にはムース(整髪料)があったのは特筆に価する。
※写真は施設HPより拝借
■温泉ソムリエより一言
源泉:深大寺温泉「城山の湯」は40.3℃、毎分180リットルの真っ黒な透明度10cm~15cmの黒湯だ。
特徴は成分総計が9.01g/kgと人間の皮膚の浸透圧と似ている等張性温泉で首都圏では珍しい。
湯に入った際の「ぬめり感」も強く、黒湯独特のモール臭もして、しっかりとした塩味もするので、まさに東京の温泉らしい湯で、肌がつるつるになる。
■施設
東京都心からも近いので良くテレビ番組などでも取り上げられる温泉だ。
かつては「ゆかり」と言う名称であったが、現在は「湯守の里」となっている。
2階に約40畳の仮眠向き休憩室があり、毛布や枕などが利用できるようになっている。また、食事処が2階にあるが、テーブルは約10と規模は小さい。
1階には足湯と軽い軽食が取れるスペースもあるが、こちらもテーブルは6程度と狭い。なお、館内に自動販売機はないが飲み物などは購入できる。
貴賓室(有料個室)は当日予約制で80分=3150円(6~10名まで)。
土地が高い東京の住宅街と言う限られた敷地にある施設なので、土日祝はどうしても混雑して館内でゆっくりできないので、60分コースがオススメか・・。是非平日に訪れて欲しい施設である。
■温泉スタンド
大きな看板の裏手に貯水タンクなどがあり、その下に24時間の温泉スタンドがある。駐車場から遠いのが不便。5000円と10000円のプリペイドカード式で1L=20円。
※温泉スタンドは終了している可能性もありますので、施設にご確認願います。
■子供ポイント
子供料金には子供用の館内着がつく。
小学生以上は異性の風呂への入浴不可。欲室内はすべりやすいので走らないよう注意。
■訪問時料金
大人料金(中学生より)1200円
タオル・バスタオル・館内着付
大人60分コース800円~900円有
子供料金(3歳~小学生)700円~900円
タオル・バスタオル・館内着付
子供60分コース500円~600円有
0歳~2歳まで無料
■アクセス
京王・調布駅近くとJR中央線・武蔵境駅近くより無料送迎バス有。吉祥寺や三鷹から深大寺まで路線バスで来て、深大寺バス停から徒歩約6分。
建物前は送迎バスやタクシーのみが止まれるが、普通のる間は道路が狭いこともあり乗り降り禁止。約100m離れた場所に50台程の駐車場があるので、そちらに止めることになる。ただ、土日はどうしても台数が足りないだろう。
■近隣お勧め観光
奈良時代の733年に創建された深大寺へは徒歩約6分の距離。境内のいたるところに水路や池があり、水に囲まれた名刹で、20軒の「深大寺そば」の店が軒を連ねる。
→深大寺のパワースポットを気軽に散策
→ちょっと離れていますが、龍源寺には新選組・近藤勇の墓もあります
→深大寺城~東京にも貴重な遺構が復元されている国史跡の平城
→国立温泉~湯楽の里【多摩最高の人気ある日帰り温泉】
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