一言特徴:古代ローマの浴槽風の黒湯
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
pH8.1
成分総計2.18g/kg
温泉特徴:薄い茶褐色
加温・一部掛け流し
露天風呂あり
リンスはシャンプー別タイプ
シャワーは節水型・圧力弱
施設印象:赴きある旅籠風
食事提供あり(安い)
■温泉
2000年12月24日に開業した日帰り温泉施設。テルメとはイタリアの古代ローマで言う「公衆浴場」という意味で、テルメ小川は外観からお風呂まで古代ローマをイメージして作ったようだ。
浴室は洋風と和風の2種類で、日替わりの男女入替制。
洋風浴室には、人工炭酸泉もあるが、和風浴室の露天には打たせ湯の他、別料金200円で利用できる蒸気浴(蒸し風呂)が設置されている。
特筆すべきは、寝湯にも温泉が使われており、尚且つ、寝湯+ジェットが2あり、ジェットが腰と足のふくらはぎに気持ちよく当たり、寝ているのに水中に浮いているような感覚になれる。
内湯の浴槽は、東京の日帰り温泉施設にしては、とても広く気持ちが良い。露天など全体的に広々と使っている。
サウナはテレビこそないが、約20名が入れる広々とした大きさだ。
※写真は施設HPより拝借
■温泉ソムリエより一言
小平温泉は地下1600mからの源泉温度34.6℃、毎分210リットルの琥珀色した透明度約1.5mの薄めの黒湯だ。黒湯独特のモール臭もして、浴感は比較的ツルツル感じる。
内湯や露天には源泉が上部より注がれており、浴槽内部では加温・循環であるようだ。
その後、施設な方よりメールを賜り、和風浴場、洋風浴場の露天浴槽に変更があり、それぞれ加温・加水なし・消毒ありの源泉掛け流し浴槽ができたとの事で、楽しみが増えた。今度は、是非、掛け流しを堪能してみたい。
■施設
建物は古代ローマ風の平屋建物。
開業当初は人気で混雑した為、3時間制だったが、現在は時間制限なく滞在・利用できる。
入口を入り左側にある靴ロッカーは100円戻り式で、靴の鍵は自分で管理。
受付に行くと、館内用ICキーをもらえる。入館料などは帰る際にまとめて支払う。
館内用ICキーは、食堂などの精算に使える他、脱衣所ロッカーの鍵代わりになる。
脱衣所ロッカーは空いている好きなロッカーを使えるが、カギを閉める際にポッチを押すのだが、このICキーを当てて押すと、鍵がカチっと鳴って閉まる仕組み。開ける際にはICキーをポッチに当てると、ポッチが出てくるのだ。このロッカーの仕組みは小生も他に経験がない特殊な物だ。
ただ、ロッカー番号を記憶していないと、どこに着替えをしまったか、わからなくなってしまうので、注意が必要。
広々とした脱衣所にはドライヤーの他、顔用・髪の毛用のローション有。牛乳の自動販売機も100円と良心的。
大きなサントリーの生ビールサーバーも設置されている食堂でも、比較的安い食事が取れる。テーブルについて、係員を呼び注文する方式で、ICタグの番号を見せる必要がある。
浴室カランのシャワーはマイナスイオンが出るタイプ。ボディーソープ・シャンプー・リンクはすべて「炭」が使われているちょっと高級品。
各種マッサージはタイ式。韓国式あかすり、ハワイアントリートメントなどもある。
休憩場所として畳部屋などの大部屋はないのが、多少設計が古いと言えるが、小生が訪れた際の土曜日は比較的すいていて、大変リラックスできたことを付け加える。
Tポイントも導入され、お得に貯めて使える。
2015年12月1日リニューアルオープンし、洋風浴場は女湯、和風浴場は男湯と固定された。高濃度炭酸風呂は女性風呂のみ。
■子供ポイント
オムツが取れない乳幼児向けには、スイミングパンツを無料貸出しすると説明書があった。
また、脱衣所にベビーベット有。
■訪問時料金
大人料金(中学生より)762円~952円(税別)
子供料金(0歳~小学生)476円~571円(税別)
■アクセス
西武線・東大和駅から徒歩20分、西武線・小川駅から徒歩24分。
車の場合は青梅街道と府中街道の交差点(小川町交差点)から西へ1.1キロの十三小通り交差点そば。駐車場約150台で無料。
地図のポイント地点は駐車場入口付近。
この記事へのコメントはありません。