露天風呂から前を流れる川にも裸のまま進入できるワイルドな温泉。
源泉名:養老牛温泉
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉
pH7.4
成分総計1.637g/kg
温泉特徴:無色透明
加温なし・加水なし
循環なし・すべて100%掛け流し
露天風呂あり
混浴露天風呂あり
貸切風呂は宿泊者専用の予約制で45分間無料
リンスはシャンプー別タイプ
シャワーは流し放題型・圧力普通
ベビーバスなし
施設印象は旅館ですが日帰りも積極的
温泉クチコミ情報
養老牛温泉(ようろううしおんせん)を発見したのは、西暦1700年頃とされ、アイヌの人々が温泉利用していたと言います。
2014年に旅館・藤やが廃業したため、2017年現在、宿泊施設は、ホテル養老牛、湯宿だいいちの2軒のみとなっています。
湯宿だいいちでは、内湯だけでなく開放感バツグンの露天風呂も男女別となっていますが、真ん中の「大露天風呂」は混浴にもなっています。
一番低い位置にある露天風呂は、1mほどの目の前が渓流のせせらぎで、段差は20cmくらいですので、そのまま裸で川に足を入れることもできてしまうほどダイナミックです。
当然、川が氾濫したら、その露天風呂は閉鎖となるかと存じます。
ただし、他にも露天風呂の湯船は3つほどありますので、問題ありません。
※写真は施設HPより拝借
温泉ソムリエより一言
湯宿だいいちさんの露天風呂からの景観の素晴らしさは、実際に入浴してみないと分かりません。
自然豊かで何度でもリピートしたい貴重な温泉です。
近くには無料で入れる混浴露天風呂「からまつの湯」もありますが、渓流ロケーションは、だいいちさんの方が素晴らしいため、有料でもお金を払って入浴する価値があります。
66.7℃などの源泉は7か所あり、毎分300リットルと豊富で、全ての浴槽にて源泉かけ流しの100%となっています。
混浴露天風呂は、お湯も無色透明で、男性露天からも見えますので、日中に女性が混浴する場合には、勇気が必要だと存じます。
ただし、からまちの湯よりは全然入りやすいでしょう。
日帰り入浴
外来入浴受付時間は、ちょっと変則的で、13:00~15:00までの受付で16時退館まで。
19:00~21:00までの受付で22時退館まで。
ただし、だいたい木曜日は大掃除のため14:00からとなります。
なお、混雑日などには日帰り入浴の中止、時間変更を行う場合があるとの事です。
日帰り入浴料金は下記のとおりで税込です。
大人600円、自衛官500円、中学生500円、小学生300円、1歳~幼児200円、大人回数券12枚で6000円。
フェイスタオルが1枚無料貸し出しですが、バスタオルのレンタルは1枚200円です。
施設
北海道標津郡中標津町にあります。
1929年に根室町の坂本与平が「第一旅館」として開業したのが始まりです。
靴は玄関を入って右にある、日帰り客用のカギロッカーを使用。
脱衣所のロッカーはカゴ式ですが、100円戻る貴重ロッカーがあります。
ドライヤーと若干のアメニティは完備されていました。
シャワー類の給湯設備はしっかりしていましたので、ポイント高いです。
ペット連れの方は、小型犬や猫と一緒であれば宿泊可能ですが、予約時に申し出てください。
アクセス
電車の場合、かなり不便で、実質無理かと存じますが、念のためご案内いたしますと、JR釧網本線の標茶駅から阿寒バスに乗車して約60分、計根別バス停にて、養老牛行きの中標津町営バスに乗り継いで約15分となります。
女満別空港からはレンタカーで約1時間30分です。
場所は当方のオリジナル北海道地図にて、ご確認を頂けますと幸いです。
下記でしたら、往復の航空機と旅館や、レンタカーなどのセット料金にて割引での旅行予約も可能です。
時間が許せば、摩周湖観光もお楽しみ頂ければと存じます。
無料混浴露天風呂「からまつの湯」にも入浴して参りましたので、そちらのレポートもご覧頂けますとうれしいです。
→摩周湖ブルーが楽しめる展望台3つと失敗しない霧の摩周湖
→開陽台~眼下に広がる草原の地平線が見れる展望台
→北海道観光地巡り用「北海道観光オリジナルGoogleマップ」
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