北海道の旭岳温泉・湯元「湧駒荘」は、大雪山国立公園内にある、温泉旅館で、日本秘湯の宿にもなっています。
旭岳温泉発祥の老舗旅館であり、源泉は5つで、すべて100%かけ流しです。
湧駒荘の読み方は「ゆこまんそう」と言います。
泉質 (5つ)
ナトリウム-硫酸塩泉(芒硝泉)
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(石膏泉)
マグネシウム-硫酸塩泉(正苦味泉)
硫酸塩泉
炭酸水素塩泉
p不明
成分総計 不明
温泉特徴 湯の華も豊富
加温なし(冬季加温)・加水なし
100%源泉かけ流し
露天風呂 ○
混浴 ×
貸切風呂 ×
ベビーバス 見当たらず
施設印象 高所の温泉旅館
有料個室 ×
■温泉
1914年に発見された旭岳温泉(勇駒別温泉)で、一番最初にできた温泉旅館が、湧駒荘となります。
かつては、アイヌ語で「湯に向かってゆく沢」の意味とされる「ユコマンベツ」(勇駒別)と言われていたとの事ですので、古くから温泉が湧いていたのは、知られていたのでしょう。
5つの源泉すべてが、100%かけ流しですが、冬季は加温する場合があります。
2014年、ソチ・オリンピックで、銀メダルとなった、スノーボード選手「竹内智香」さんの実家でもあります。
■施設
宿泊すると、3浴場、5源泉17浴槽の温泉を、1日中楽しめます。
近隣に食事をとれる飲食店はありませんので、宿泊の場合には、2食付きで予約しましょう。
標高約1000メートルと、高所ですので、季節外れは、結構、冷えます。
館内はとても暖かいですが、外気温は下がりますので、服装などご注意を。
■日帰り入浴
湧駒荘の日帰り入浴は、昼12時~19時(退館20時まで)で、入浴料金は訪問時点で、下記の通りです。
大人 1000円(税込)
子供(小学生) 500円(税込)
幼児(小学生未満) 無料
クーポン券や割引券は、執筆時点ではありません。
アメニティは、リンス・シャンプー・ボディソープ
バスタオルのレンタルは300円
フェイスタオルは販売のみで200円
日帰り入浴の場合、別館の「神々の湯」(男女別)のみ利用可能です。
泉質は、ナトリウム-硫酸塩泉(芒硝泉)と、マグネシウム-硫酸塩泉(正苦味泉)の2種類のみとなりますので、5つの泉質すべてを堪能する場合には、宿泊するしかありません。
■お勧め近隣観光
ここまで来たら、なんと言っても「旭岳ロープウェイ」は、欠かせません。
温泉街から車で約5分のところに駐車場があるので、歩くと、約3.5kmあり、片道50分かかる。
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■アクセス
湧駒荘への交通アクセス・行き方ですが、バスの場合、JR旭川駅から旭岳温泉行きバス『いで湯号』に乗車して、所要約85分、旭岳温泉入口バス停下車となります。
ただし、バスの本数は1日3~4往復程度ですので、時刻表にご注意願います。
クルマの場合には、当方のオリジナル北海道マップをご参照願います。
クルマの場合、札幌からですと、最短コースで、約2時間30分の距離です。
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