都心からわずか1時間、ミシュランガイド三つ星の国定公園として年間250万人以上が訪れる人気スポット「高尾山」の最寄り駅、京王線「高尾山口駅」構内に2015年10月27日、日帰り温浴施設が新たにオープンしました。
運営は京王電鉄の子会社となりますが、極楽湯のFC契約となります。
■温泉特徴
源泉名:京王高尾山温泉
アルカリ性単純温泉
pH9.9
成分総計 0.1825g/kg
加温有・加水なし
循環式・消毒あり
露天風呂あり
シャワーあり(圧力普通・節水型)
リンス別シャンプー
食事提供あり(価格普通)
■温泉クチコミ情報
地下1000mから26.2℃の温泉を動力で毎分300リットル汲み上げている。
温泉採掘に関しては岩盤が固く、約1年遅れたと言う。
この多摩では他でも見られるような余り特徴のない泉質で、僅かに薄く白濁した温泉。
入浴するとスッ~とツルツル感があるが、寸又峡温泉のようにツルスベ感の持続はない。
山に挟まれた場所だけに、露天からの高乗寺城の山並みなどを望む景観は良く、東京とは思えないものがある。
日帰り温泉と言うものを、初めて利用する方が多いようでマナーが悪い。
タオルを湯船に付けたり、お湯の上でタオルを絞る方が見受けられたため、長湯するのも嫌になり、あまり行きたくない施設である。
タオルを湯につけると、レジオネラ菌がお湯に入る確率が高くなり、ここ数年は「全国」で毎年50名以上が亡くなっています。
この施設が危険と言う訳ではありませんが、他の温浴施設でも、くれぐれも皆さまタオルはお湯につけないようにお願い申し上げます。
■施設
京王電鉄の高尾山口駅から隣接する日帰り温泉施設で、ホームのすぐ脇にある。
極楽湯のFCで京王電鉄の子会社が運営。
高尾山口駅の改良工事が遅れ、温泉施設の建設自体も約1年遅れたが、2015年10月27日にオープンした。
玄関から入ると左手に靴ロッカーがあり、靴のカギは自分で管理。
日本語、English、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語の5カ国語対応の券売機ではsuica・パスモでも入館券を購入できるが、受付にて申し出れば、京王パスポートカード、VISA、Master、中国銀聯(ユニオンペイ)、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナース、ディスカバーと言ったクレジットカードでも支払いが可能。
温泉は2階にあり、ロッカー数は男女別で約200ずつ、最大500名程度の収容となる。
内湯は、檜風呂(マイクロバブル)、替り湯、水風呂、サウナは日差しが明るく差し込む。
露天風呂は、石張り風呂(高濃度炭酸泉)、岩風呂(天然温泉 ぬる湯・あつ湯)、座り湯。
ベビーバスが内湯においてあり、脱衣所にはベビーベッドやドライヤーもある。
レストランは価格は普通だが量が少なめなので実質高い。
なお、レストランや自動販売機の支払にもパスモなどが使えるので便利。
機械マッサージ椅子400円16分と非常に高い。
館内に登山リックなど大荷物無料ロッカー室が別途あり、体をほぐすマッサージもあるため、高尾山を散策したあと気軽に立ち寄れるようになっている。
また、京王線の出発案内モニターが館内にあり、外国人向けの京王Wi-Fiも使える。
※写真は施設HPより拝借。
■混雑情報
平日に訪問した際の混雑状況を記載しておく。
平日にも関わらず160席のレストランは朝の11時30分で8割ほど埋まり、昼過ぎにはほぼ満席であった。
電車で訪れている方が多いのか、ビールが良く売れている。
高尾山登山したあと、温泉で汗流して、ビール飲んでゆっくりと言いたいところだが、土日祝の午後は、高尾山帰りの観光客で、入館規制になる日が早くも発生しているとの事。
朝8時から営業しているので、もし温泉を楽しむのであれば、朝イチで訪問するのが良いだろう。
ページ下部の皆様から寄せられたコメントもご参考になさって頂きたい。
※入館規制となっていたら、八王子健康ランドふろッぴィがお勧めか?
■子供ポイント
温泉はツルツルすべるアルカリ性のため、露天や浴室では走らないように注意。
オムツ着用児は湯船禁止なので、内湯にあるベビーバスを使用。
■訪問時料金
入浴料金は大人1000円(ハイシーズン1200円)でタオル類別。
営業時間は朝8時~23時予定。
料金的には、平日・土日祝の格差が無い分、平日利用だと割高と言う印象。
■アクセス
電車の場合、京王電鉄の高尾山口駅から徒歩20秒。
無料駐車場は約110台と少な目であるが、土日祝は入館規制客があふれる事があり、その場合、最近の駐車場は閉鎖されるため、土日祝は駐車台数が更に少なくなるため、早くから満車になりやすい。
なお、駐車は3時間まで無料で、以降は30分毎に200円~250円と高い駐車料金が掛かるため、1日ゆっくりすると言う施設ではない。
下記の地図ポイント地点は、駐車場に入る交差点。右折ラインあり。
→高尾山~世界で一番登山者が多い山~初心者お手軽ハイキング 駐車場・割引・所要時間
→高尾トリックアート美術館の見どころはこちら
オープンしたてなのもあり、凄く混んでいて午後15時には入場制限ががかかっていました。
お食事処は14時の時点で、ドリンクと甘味しか残っていませんでした。
素人の私でも想像できますが、メディアでも取り上げられていますし、紅葉シーズンの連休ですので、もう少し食材を仕入れるべきかと感じました。
しかも、お風呂に入って少し食事をとりたい方もいると思いますので、食事ができないことは入館する前にお客さんにお伝えするべきかとも思いました。
お風呂については、浸かるにも芋洗い状態で、女性の脱衣場のドライヤーコーナーは8台くらいありましたが、髪を乾かしたい女性が常に10人近く並んでいました。
なにしろ混んでいるので、ゆっくりする雰囲気は皆無です。
これなら駅から送迎バスが出ているふろっぴぃに2時間800円で行ってもいいかなぁと思いました。
総合評価としては10点満点で3.5点。
新しいことと駅から近いことを除いては良い点が見当たりませんでした。
まず、駅直な立地がとても便利なので、高尾山に登らなくても、
温泉目的で行きたい場所にあります!
温泉の泉質は素晴らしく、山梨の石和に匹敵するような柔らかいお湯です!
湯船の数は5つ、人気の炭酸泉もあり、他に座り湯も心地よいです。
残念なのは設備と館内着が無い点、お休み処は人数にまったく対応できない狭さ、
ロッカーも小さくて、ルームも狭い、その上ドレッサーの数が少な過ぎで、
ドライヤーはあってもブラシを置いていない、当然、アメニティーもゼロ、、。
食堂はごく普通、所謂、食堂で魅力はないです。
館内着も置いていない点から、如何にも長居はご無用です、、、な感じかな。
温泉の泉質がいい点だけが魅力なので、高尾山登山の汗を流すだけと考えれば、納得!
夜9時ごろ入館しましたが、さすがに閉店2時間前なので人は少なかった。
しかし、風呂も少なく、上がった後も食事を取らなければゆっくりする所がなく
結局空いていても、のんびり過ごせる施設ではないと思いました。
温泉がいいとのコメントを見ましたが、成分表を見てもどうにもおかしい?
硫黄の臭いや、ぬめり観があるのに、それほど特徴のある成分ではない。
明らかに何かしらの入浴剤を入れていると思います。
表記はどこを探してもなく、ちょっと詐欺に近いのでは?
ここの温泉は、循環式です。
循環式は、一度使ったお湯をろ過し、塩素などで殺菌し、再び加温し、それを循環させて何回も何回も使います。
その際、新しい源泉を加える場合もあるようです。
かけ流しは、文字通り、常に源泉から新しいお湯を掛け流している温泉です。
一度使われたお湯は、循環利用されることなく排出されます。
ということで、循環式は、一番風呂でない限り、既にどなたかが浸かったお湯に入るということです。
ろ過殺菌されていますので、水は一応、見た目はきれいですし、大腸菌などがいるわけではありません。
ただ、たくさんの人々が入るので、おそらく夕方くらいまでには、お湯の中に、汗も大量に混入しているのではないかと思います。
汗までは、ろ過できる訳ではないからです。
人が、お風呂でかく汗の量は10分で約500ccという説があります。
温度にもよるでしょうが、仮に20分浸かっていると、1リットルの汗をかいていることになります。
1000人入ったら、1000リットルの汗が入っていますね。
ということで、私は朝一番でしか、循環式には入りません。
ですから、基本的にはかけ流ししか行かないのです。
この近辺では、藤野にある東尾垂の湯が最高です。他は、多摩境にあるいこいの湯でしょうか。